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イングリッシュローズを愛するS様邸をご訪問したのは、風薫る5月。優雅な香りを漂わせている玄関先のツルバラは、分譲住宅をご購入した十数年前に植えたのだそうです。
「そろそろメンテナンスをと思って、屋根と壁の塗り替えをしました。そのとき、成建さんに庭の悩みを相談したら、すっきり解決できるリフォームプランを提案してくれたので、この際だからと庭もお願いしたんですよ。」と奥様。
S様が一番心配されていたのは、老朽化したウッドデッキのことでした。立地は風通しの良い高台で、防腐剤を塗るなどメンテナンスもしっかりとなさっていたのですが、日蔭で湿気のたまりやすい部分はどうしても腐ってしまいます。また、ツルバラ用の木製のラティスも、土に埋め込む部分が腐るので、風の強い日はとても不安だったとのこと。そこで、ラティスの代わりに耐久性に優れたイペ材を支柱にしたステンレスワイヤーのフェンスを設置。メンテナンスの手間はほとんどありません。
「フェンスは、バラの手入れをするときも、リビングからバラを眺めたりするのにもちょうどよい高さで、とても気に入っています」
悩みの種だったウッドデッキは、リビングから出入りしやすい高さのテラスに変わり、奥には布団を干すのに便利なステンレスポールを新設しました。
「市販の布団干し用の竿では、布団ごと倒れそうだったので特注しました。施工した布団干しポールは、コンクリートを打った基礎のおかげで強風でもびくともしないし、本のポールを互い違いにして高さを変え、太さや間隔も絶妙です。テラスで洗ったカーペットもそのまま干せて、本当に使いやすく便利です。」
奥様のもうひとつのお気に入りは、お庭にすっかり溶け込んだ円筒形のガーデンシンク。上下に2つの水栓を設けて、下は水撒き専用、上は土のついた物を洗うなど、さまざまな用途にお使いです。
「リフォームした庭にも満足しているし、バラや芝に適さない粘土質の古土の処分など、こんなことまで成建さんは気持ちよく引き受けてくれて助かりました。」生まれ変わったお庭で、バラとともに過ごす時間がますます長くなりそうです。